舘野高層気象台の歴史を調べるなかで、登戸研究所が中心となり開発した風船爆弾との関係が見えてきました。最近購入した関連書籍を簡単に紹介します。
会員のなかで、読んでみたい方がいらっしゃればお貸しします。ご希望があれば、林メールアドレス、またはHPの問合せフォームに連絡してください。
1.山田 朗・明治大学平和教育登戸研修所資料館(偏)「陸軍登戸研究所<秘密戦>の世界」:近年に関係者の証言や史実の掘り起こしで一般に公開されるようになった資料館の展示物について詳細に解説している。
2.伴 繁雄(著)「陸軍登戸研究所の真実」新装伴:当時、風船爆弾作戦に関わった技術者の回想記録。永い沈黙の後に明らかになった実態が書かれています。
3.櫻井誠子(著)「風船爆弾秘話」:風船爆弾をどのように製造したか、装置の性能はどのようなものか、作戦実行の裏で何が起きていたかが書かれています。
4.鈴木俊平(著)「風船爆弾」:風船という「兵器」の歴史、太平洋戦争時の陸軍と海軍の抗争、そのなかで決行した風船爆弾作戦、背景にあった政府の姿が描かれています。