シティ・ウォッチ・スクエア

風に吹かれ、波の音を聞き、土に触れ、地域の環境を知り、未来を考える

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季節の話題

梅の土用干し

今年も梅の実がたくさん取れました。梅ジャム作りに始まって、梅酒、梅シロップづくり、そして、梅干し。梅干しが一番手間がかかります。梅雨が明けて安定した夏空が続く頃、塩漬けにしておいた梅を三日間ほど天日にさらします。「夜もそのままにしておくと夜露に当たってふっくらと仕上がる」とは母の教え。

午後4時頃、遠くの山並みに雄大積雲。藤沢市打戻にて
干し始めて二日目

梅雨の晴れ間

画家の犬塚勉(1949-1988)に『梅雨の晴れ間』という作品があります。多摩丘陵のどこにでもあるような“はらっぱ”の中に雑草に覆われた一筋の道。そこを歩くと靴がびしょびしょになってしまいそうです。梅雨の晴れ間の空気感を伝えられる写真を撮ろうと、ずっと狙っているのですが、これがなかなか難しい。関東地方での平年の梅雨入りは6月8日。今年(2019年)は6月7日、気象庁が梅雨入り宣言をしました。

撮影地:藤沢市打戻
撮影地:藤沢市用田

ソメイヨシノ開花

昨日(3月21日)、東京と横浜で開花宣言が出ました。我が家の桜はまだ三輪しか綻んでいませんでしたが、今日一気に開花しました。例年、東京都心よりもわずかに遅い開花となっています。なお、満開日については特定するのが難しいので、記録は取ってありません。

2019年3月22日 藤沢市用田

藤沢市用田におけるソメイヨシノ開花日
2011年 (平成23年) 4月 2日
2012年 (平成24年) 4月 4日
2013年 (平成25年) 3月 13日
2014年 (平成26年) 3月 26日
2015年 (平成27年) 3月 27日
2016年 (平成28年) 3月 23日
2017年 (平成29年) 3月 29日
2018年 (平成30年) 3月 22日
2019年 (平成31年) 3月 22日

昨年(2018年)3月31日 満開の桜と昇る月

花粉による月光環

積雲が月齢12.8ほどの月の前を流れていますが、その切れ目で花粉による月光環を狙ってみました。オート撮影では細部まで表現できないようです。

2019年3月18日 藤沢市用田

花粉による光環(コロナ)

先日(3月8日)、各地で花粉飛散による光環が見られたようでしたが、その後、曇・雨天続きで観測できませんでした。やっと今日になって青空が広がり、午後になって写真に収めることができました。真円ではなく、やや縦に伸びているようです。

2019年3月11日 藤沢市用田

『冬の層積雲』

頭上付近の雲は半透明雲(変種)となっているが、画面奥(箱根)では不透明雲(変種)となっていて、降水雲(副変種)も見られる(気象庁「高解像度降水ナウキャスト」で雨域を確認)。撮影地の気温は10℃。箱根では霙かもしれない。

2018.12.24 15:58 藤沢市打戻にて

初霜の便り(2)

藤沢市用田における初霜観測日
2010年 (平成22年) 11月 10日
2011年 (平成23年) 11月 25日
2012年 (平成24年) 11月 15日
2013年 (平成25年) 11月 13日
2014年 (平成26年) 11月 14日
2015年 (平成27年) 11月 28日
2016年 (平成28年) 11月 18日
2017年 (平成29年) 11月 21日
2018年 (平成30年) 12月 14日

今年(2018年)は例年になく遅い初霜となりました。夜明け前の畑に出て写真を撮りました。

キャベツ
サツマイモの葉
雑草と霜柱

日本の冬の気候

日本の気候は世界中でも珍しい特徴があります。図は冬の季節風が日本列島の脊梁山脈を越えて太平洋側へ噴き出す様子を示しています。地表付近では谷に沿う風系が現れます。相模湾付近には北からの乾燥して冷たい風と駿河湾を経由してくる湿った比較的暖かい風がぶつかり、前線ができます。この前線の南側に位置するか北側か、で異なる気候が生まれます。

関東から雪国へ

今日は、朝、東京を出て、湯沢経由、金沢まで車で移動しました。関東の晴天から、雪国へ、それほど北陸は冬型が強くなかったので右手に雪雲を見ながら、ときどき、雹や時雨に遭遇しながらの移動となりました。(2018年12月10日 寄崎)

朝の赤城高原SAから谷川岳方向、関東は晴れています
トンネルを越えて、湯沢は雪景色です(積雪20-30cm)!
雪雲と晴れの境目 柏崎の先
柏崎より南は寒気がそれほどでもなく、陸まで雪雲は来ていません。
雪雲と晴天行きの境目
黒部付近で、夕焼けになりました