シティ・ウォッチ・スクエア

風に吹かれ、波の音を聞き、土に触れ、地域の環境を知り、未来を考える

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未分類

科学史上の人物紹介 (9月2日投稿)

海洋学の分野ですが、日本の自然科学研究の黎明期にイギリスに渡り、ユニークな研究で大きな成果をあげた研究者、ドクター石黒の研究軌跡を明らかにした論文(小栗一将 著)です。彼は、2017年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの父でもあります。お時間のあるときに、お読みください。

海の研究. 2018, vol. 27, 189–216.
http://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu

気象測器歴史館(気象測器検定試験センター) 簡単紹介 (6月17日投稿)

気象庁観測部に所属する、気象測器検定試験センターの気象測器歴史館がリニューアルオープンしました。舘野高層気象台・気象研究所(つくば市長峰)と同じ敷地内に所在しています。終戦間際に、旧陸軍登戸研究所で行った風船爆弾計画の基礎となる発見がおこなわれたのが、館野高層気象台でした。気象測器歴史館には、ジェット気流の発見者である大石和三郎にゆかりの品々が展示されています。パンフレットを入手しました。

 

不思議な雲の動きにびっくり

会員のKさんから提供してもらった動画です。下記の解説を参照してください。頭の中では考えられますが、実際に出現するのを見るのは初めての人が多いと思います。ご注目ください。撮影:Kさん

不思議な雲の動きにびっくり
不思議な雲の動きにびっくり (長尺版)

解説   

撮影機材:iPhone6

撮影日時:2016614日、方角:南~南南東

 上層の巻雲が偏西風に流されて西から東へ移動している様子(尾流雲も見られる)。下層の積雲はこの流れとほぼ真逆に進行。高度によって風向が違う状況が雲によって視化されている。

藤沢NPOカフェ・メールマガジンリスト(12月26日)

CWSが所属する藤沢NPOカフが発信しているメールマガジンのリストです。しばしば活動基金の募集記事があるのでご覧ください。もし、応募に適したものがあれば事務局へ申し出ていただけば、応募書式の作成など相談にのります。定期的に更新されるので、お時間がある時にこのアドレスを覗いていただくとよいでしょう。

http://npocafe.f-npon.jp/pub/mailmagazine/

ふじさわ環境フェアー関連情報(11月9日)

会員用、会議・イベント情報、にポスターを掲載しました。ご覧下さい。NPOでは、日本の年平均降水量を水柱で示したり、雨量計を展示して測定原理を解説するなどを行います。詳細は追ってHPに掲載します。皆様の参加をお待ちしています。

証言会のお知らせ「元風船爆弾製造動員女子生徒に よる証言会」(9月16日投稿)

昨年、明治大学平和教育登戸研究所資料館(風船爆弾資料)の見学学習会を行いました。この時に資料にあった風船爆弾の製造にかかわった当時の女工さんたちの証言会が開催されます。10月21日午後、同所で行われます。興味ある方はご参加ください。詳細は以下の通りです。

風船爆弾証言会20171021

藤沢AWSモニタ表示が復帰しました(7月21日)

本日(7月21日)昼前から、気象観測値のモニタ表示が復帰しました。原因は、バックアップバッテリーが故障でした。先週以来、クリマテックから故障が疑われるパーツを送ってもらいいろいろ試しましたが上手くいかず、本日寄先さんに来てもらい、復帰しました。長らくお待たせしました。

気になる leaving no one left behind (1月31日 投稿)

ほぼ2年前に、国連総会で採択されたSDGsに関して、固有の日本語訳は付けられていないのか、探したがみつからない。Sustainable Development Goals なのでイメージは湧くが。「環境保全」と「発展」の交差点付近で仕事をしてきた経験からすると、新しい概念?SDGsに頼りたいと思う感覚が湧いてくる。

この行動計画の理念として、標記の文言が与えられている。「誰も置き去りにしない」と訳されている。英文だと、イメージが明確で、「ほっておかない(問題を棚上げしていない)」という静的な状態を強く感じる。しかし、日本語にすると、手をさしのべた者達が、置き去りにされた人たちもろとも集団で、どこかより良い場所へ移動する、といった動的状態を感じるが、どうだろう。どこへ行こうとするのか。

今日の新聞に、大きく取り上げられていた。じっくり考えるとして、この行動計画に、私たちのNPOも関与できるとよいと思う。