シティ・ウォッチ・スクエア

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上層雲

朝の日暈

2020.12.11 藤沢市用田

この日の日出時刻は06:42(JST)。7時を回ってようやく太陽が南東の空に顔を出しました。その周りには22°ハロが見られました。これを暈(かさ)と言います。太陽や月が暈をかぶると天気が悪化するという天気俚諺があります。

空一面に広がる巻層雲の毛状雲

2020.11.30 藤沢市用田

例年の11月は何回か霜が降り氷が張る日もありますが、今年は霜を観測した日が1日だけ。雨もほとんど降ることなく、暖かく穏やかに過ぎていきました。末日のこの日、高積雲の朝焼けから始まり、穴あき雲…雲の変化に一日中飽きることがありませんでした。夕刻には幻日も見られました。翌日からは冬型の気圧配置になるとの予報。

日の出直前の巻積雲 晩秋

朝日に輝く巻積雲

日出(にちしゅつ)間近になり、巻積雲の雲底から輝き始めた。雲は東から西に向かって薄くなり、天頂付近では蜂の巣状雲(変種)となったが、わずかな時間で消えていった。その後は快晴。2020.11.4 藤沢市用田にて

この日、東京で木枯らし1号を観測。

巻積雲の蜂の巣状雲

巻雲のもつれ雲

2020.9.4 藤沢市用田

『もつれ雲』は巻雲の変種。巻雲の中ではわりと普通に見られる。

関東地方では、9月に入ってもまだ真夏日が続いている。太平洋高気圧の勢力が強いので、最近発生した台風8号、9号、10号は、九州西方沖から朝鮮半島へというコースをとっている。そのため、昨日、新潟など日本海側ではフェーン現象で、40℃を超えた地域もあった。太平洋高気圧の衰えとともに、台風の進路は東へと移り、本州を直撃するものもあるかもしれない。危険なシーズンであるが、雲も変化に富む季節でもある。

夏の巻雲

2020.8.11 9:25 海老名市大谷

長かった梅雨が明けてから11日目、そして、立秋から4日目。この日、関東地方に熱中症警戒アラートが発令された(今年三回目)。撮影地から500mほど離れたアメダスでは13:24に37.6℃を観測。北関東では40℃超えの地点も。