シティ・ウォッチ・スクエア

風に吹かれ、波の音を聞き、土に触れ、地域の環境を知り、未来を考える

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〒251-0023 神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-14

生物・生態

カワズザクラほぼ満開報告

河津町のカワズザクラが見頃です。開花期間が長いのでまだ楽しめるでしょう。河津川に沿った堤防に沿って、濃いピンクの花が見事でした。1時間ほど散策しまし、混まないうちにと帰路に着いたら大変な渋滞でした。一度見ると良く、一度見れば十分でしょう。(林)

ヒグラシ初鳴き

シティ・ウオッチ・スクエアでは、今年から気候についての生物指標による変化の調査を始めることにしました。まず、手始めにソメイヨシノの開花日と満開日、アジサイの開花日。夏になって、蝉の初鳴きのデータを集めています。毎年蓄積していくと何かが見えてくるかもしれませんね。

スズメバチの巣

今年(2021年)の春は、ツツジの開花も早く、四月中旬には満開となり、五月初旬には刈り込みの時期となりました。刈り込んだ後の茂みの中に巣を発見。我が家では毎年どこかに巣を作られてしまいます。作りはじめの巣はフラスコを逆さにしたような形をしています。中にはまだ女王バチだけ。この後駆除してしまいました。

満開のツツジ(21.4.18)

刈り込み後に見つけた巣。口の部分が壊れていた(21.5.10)

翌日には女王バチに修復された(21.5.11)

柿若葉

 柿若葉は淡い黄緑色。初夏が近づくと花が咲き始め、葉が大きくなりながら、次第に色濃くなっていく(2021.5.2 藤沢市用田にて撮影)

葉の陰のつぼみ
塀越しのバラと庭の柿の木

葉桜の先の高積雲(半透明雲)

雲だけを撮っていては、季節がわからないことが多々あります。季節感を出したいために、このように前景に植物を入れたりします。なかなか成功しませんが…。

2021.4.6 藤沢市用田(スマホにて)

さくらシャワー

今年(2021年)の桜の開花は全国的に早かったようです。我が家のソメイヨシノは3月19日に開花し、3月29日に満開となりました。今日(4月1日)はわずかな風でもはらはらと舞ってきています。

風一陣起これば突如「さくらシャワー!」と叫び駆け出す吾娘一年生    平山公一 歌集『さくらシャワー』(ながらみ書房、1994)所収

梅の満開日(片瀬4丁目)

今年は、2月9日に開花(白梅と紅梅、一本の樹に数輪開花)、本日満開となりました。今年から気象庁では生物季節の記録を行いません。私たちの身の回りの環境変化を知る指標として、身近な場所の標準木を設定し、毎年観察してみましょう。次は、桜の開花が控えています。生物季節全般について、情報があったらお寄せください。CWSでは、丸田会員が中心になって観察する予定です。

白梅満開(片瀬4丁目)

紅梅満開(片瀬4丁目)

モズの早贄

2020.10.22 藤沢市用田

我が家の庭でモズのけたたましい鳴き声が聞こえ始めたのは9月も押し詰まったころ。生贄となったのは、沓脱石の陰から出てきてしまったトカゲのようです。木瓜の棘(枝)に刺さっています。

水草の季節

庭の水瓶でカナダ藻の花が咲きました 白く1センチほどの可憐な花です 浮草の間から細い柄が空中へ突き出し その先に花を付けます

カナダ藻はメダカと一緒に通販で購入したもので この時点では細い根っこの組織が水中に漂い 養分を吸収している状態です 葉に相当する藻の部分は水中でよく生育しています

すぐに梅雨入りですが 小さな花は空中の風景を楽しんでいる様子です メダカや金魚も水の中から小さな花を覗いています

 

梅雨の晴れ間

画家の犬塚勉(1949-1988)に『梅雨の晴れ間』という作品があります。多摩丘陵のどこにでもあるような“はらっぱ”の中に雑草に覆われた一筋の道。そこを歩くと靴がびしょびしょになってしまいそうです。梅雨の晴れ間の空気感を伝えられる写真を撮ろうと、ずっと狙っているのですが、これがなかなか難しい。関東地方での平年の梅雨入りは6月8日。今年(2019年)は6月7日、気象庁が梅雨入り宣言をしました。

撮影地:藤沢市打戻
撮影地:藤沢市用田