シティ・ウォッチ・スクエア

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歳時記

モズの早贄

2020.10.22 藤沢市用田

我が家の庭でモズのけたたましい鳴き声が聞こえ始めたのは9月も押し詰まったころ。生贄となったのは、沓脱石の陰から出てきてしまったトカゲのようです。木瓜の棘(枝)に刺さっています。

夏の名残の積雲

9月に入っても、毎日暑い日が続いています。また湿度も高く、今日も積雲が頭上を通過していきます。しかし、真夏の空との違いは、積雲のはるか上に上層の雲が見られることです。畑仕事をしながら、時々空を眺め、スマホで写真を撮っています。(2020.9.11 藤沢市用田にて)

夏の巻雲

2020.8.11 9:25 海老名市大谷

長かった梅雨が明けてから11日目、そして、立秋から4日目。この日、関東地方に熱中症警戒アラートが発令された(今年三回目)。撮影地から500mほど離れたアメダスでは13:24に37.6℃を観測。北関東では40℃超えの地点も。

梅雨寒

20.6.19 藤沢市用田

梅雨寒は夏の季語。昨日まで梅雨の晴れ間が続き、関東でも真夏日になったりしていましたが、今日は一転、梅雨空に戻り、最高気温は20℃ほどとなりそうです。梅雨寒のほか、梅雨冷や五月雨、五月闇なども梅雨の季節の季語。

水草の季節

庭の水瓶でカナダ藻の花が咲きました 白く1センチほどの可憐な花です 浮草の間から細い柄が空中へ突き出し その先に花を付けます

カナダ藻はメダカと一緒に通販で購入したもので この時点では細い根っこの組織が水中に漂い 養分を吸収している状態です 葉に相当する藻の部分は水中でよく生育しています

すぐに梅雨入りですが 小さな花は空中の風景を楽しんでいる様子です メダカや金魚も水の中から小さな花を覗いています

 

鯖雲(さばぐも)

2019.9.22 藤沢市用田

サバの背中の模様に似ているので、鯖雲と呼ばれています。秋の季語です。歳時記では、鰯雲、鱗雲と同様に鯖雲も“巻積雲”に現れるものを指していますが、この雲のように高積雲に現れるものもあります。高度が低い分、大きな模様となっています。分類上は波状高積雲です。

『雲の峰』

日没が近づき衰退する無毛積乱雲(藤沢市用田)

「雲の峰」は夏の季語。歳時記には積乱雲のこととありますが、積乱雲の中でも、“無毛雲”がそれにふさわしいのではないでしょうか。また、雄大積雲も雲の峰としている歳時記もあります。私は、山脈の連なる峰々のような雄大積雲がイメージとしてはなんだか一番近いように感じています。

発達中の雄大積雲。港の見える丘公園から本牧ふ頭を望む(横浜)

梅の土用干し

今年も梅の実がたくさん取れました。梅ジャム作りに始まって、梅酒、梅シロップづくり、そして、梅干し。梅干しが一番手間がかかります。梅雨が明けて安定した夏空が続く頃、塩漬けにしておいた梅を三日間ほど天日にさらします。「夜もそのままにしておくと夜露に当たってふっくらと仕上がる」とは母の教え。

午後4時頃、遠くの山並みに雄大積雲。藤沢市打戻にて
干し始めて二日目