虹というと、朝晩によくみられるものですね。日中は太陽高度が高く、太陽を背にして発生する虹は足元に出るので、平地ではなかなか見ることができません。お昼時に出ましたので、画像をお送りします。山間部ならではです。
撮影日:2015年10月28日 お昼前後
撮影地:群馬県水上町藤原湖と奈良俣ダム
撮影者:角田宗夫
TEL.050-5586-0381
〒251-0023 神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-14
17日の14時ころに、辻堂・亀井野・六会・横浜泉区西部にかけて突風の被害が発生しました。この時に、NPOの藤沢AWSの観測では14m/sを記録しました。本日19日の新聞記事では、気象庁が竜巻を認めた、とありました。
昨日(18日午後)にニュースの映像にもあった日大の桜並木の倒伏現場を見てきました。次の写真の通りです。並木路の両側はグランドで、強風を受けやすく約40㌢ほどの立派な桜が2本倒れていました(17日中に根本を残して伐採)。写真から、歩道のアスファルトが盛り上がっていることが分かります。根の張る深さを幅が限られていて、倒伏し易い状態であったことも分かります。
AWSの記録を拡大した図を次に示します。上段の赤:瞬間風速は、14時ころに突然強風が吹いたことがわかります。青:風向はほぼ南ですが、強風発生の前後で東寄りから西よりにシフトしました。中段の赤:気温は、風向シフトに同調して若干気温が下がりその後元にもどる傾向を示しました。また、下段のブルー:降水量には、4mm/hのピークが現れました。
風向の変化を考えると、移動する強風の中心部に向かい、時間とともにシフトしたこと、気温の低下と降雨を伴ったことから、竜巻だったと判断してもおかしくないと考えられます。さらに詳細な解析を行うことで、竜巻の実態が明らかになるでしょう。これには、AWSの瞬間値の解析、付近の気象観測値の整理、により明らかになるでしょう。
竜巻と思われる強風が発生した時刻前後の対流域の分布(http://www.tenki.jp/forecaster/diary/deskpart/2015/08/17/29941.html)は以下のとおりです。興味のある会員は、一緒に解析してみませんか。members@に申し込んでください。
昨日、夜明けとともにぱらぱらと雨が降り、日の出頃の西空に虹が出ました。
皆様
昨日は、前線の活発な活動で、結構な雨が降りました。
CWS藤沢観測所の記録では、日積算89mm、1時間最大23.5mmでした。
辻堂でも同様の傾向でした。
気象庁データ(時間データ)
気象庁データ(日データ)
以下は、7/3 9:50のレーダー(過去レーダ:参考はこちら)
参考
(上)3月10日13時の光環現象の写真(角田様撮影) (左)藤沢AWSの2週間データ図の中央あたりが3月10日13時で湿度30%気温12℃、南風10分間平均風速7m/s、最大瞬間風速15m/sと読めます。
当日未明から6時頃まで小雨が降っており、7時頃になって雲が急速に消え、乾燥したやや温かい強い南南西風が入ってきています。光環の背景に高層雲がわずかに残っていますが、輪の形がやや縦長であるので、花粉が原因していることも考えられます。(※花粉光環については「空の輝き」サイト参照)
ウェーザーニュースの局地天気図(気圧)を引用しています。神奈川県北部に局地的な小低気圧があります。藤沢は西南西風です。
(左)気象庁の3月10日12時地上天気図です。東北地方の低気圧に日本海側の低気圧が合体しようとしています(爆弾低気圧に)
(下)北半球500hPaの高層天気図です。強い寒冷渦が東北地方上空にある。