シティ・ウォッチ・スクエア

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積乱雲

2021年、夏の積乱雲

2021.7.23 午後1時頃 藤沢市用田にて(スマホtimelapseアプリで)

丹沢の山並みの方角の発達中の積乱雲。気象庁のひまわり画像で確認すると、富士山北麓から、甲府方面にかけていくつかの積乱雲が見られます。

目を東に転じると、千葉県木更津方面にも発達し始めた積雲(やがて積乱雲となる)が見られたので、少し待ってから一眼レフカメラにマクロレンズをつけてインターバル撮影をしてみました。

静止画 午後3時頃
インターバル機能を使って

途中、ベール雲を突き抜けて発達していく様子が見られます。木更津付近では雨になっているようです(気象庁「高解像度ナウキャスト」で確認)。

トマト畑の先の積乱雲

藤沢市用田にて
一部乳房雲のようにもなっている



北関東の積乱雲(雨域は撮影地から80km~90kmほど離れている)

2021年7月10日夕刻。この日、九州南部で線状降水帯による大雨被害がつづいていた。こちら南関東では、久しぶりの梅雨の晴れ間で、真夏日となった。画像の積乱雲は、埼玉県から栃木県に雨を降らせているもの。日没とともに東に移動しながら衰退していくものと思われる。

『雲の峰』

日没が近づき衰退する無毛積乱雲(藤沢市用田)

「雲の峰」は夏の季語。歳時記には積乱雲のこととありますが、積乱雲の中でも、“無毛雲”がそれにふさわしいのではないでしょうか。また、雄大積雲も雲の峰としている歳時記もあります。私は、山脈の連なる峰々のような雄大積雲がイメージとしてはなんだか一番近いように感じています。

発達中の雄大積雲。港の見える丘公園から本牧ふ頭を望む(横浜)

積乱雲の雲底に現れた乳房雲(6月16日)

乳房雲(にゅうぼううん)は積乱雲や乱層雲など雨を降らせる雲にしばしば現れます。この後雲底が乱れて激しい雨となりました(角田宗夫)。
撮影日時:2017年6月16日午後3時30分頃
撮影地:埼玉県行田市 秩父鉄道行田市駅

『積乱雲』

昨日積乱雲の写真を撮ってみました。これからは、大気光象だけではなく、時々十種雲形など雲の写真をCWSに投稿しようかと思っています。

角田宗夫(藤沢市)

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埼玉県南西部に発生した積乱雲 撮影地:藤沢市用田 撮影日時:2016年8月4日16:08 雲頂は圏界面に達して東に流れている。 この頃、川越市で野球をやっていた高校生が落雷の被害にあったと、夕方のニュース。

 

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撮影時の解像度降水ナウキャスト画像

 

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16:42に撮影 積乱雲は北北西に移動しながら次第に衰退

 

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2013年9月2日に埼玉県越谷市から千葉県野田市にかけて大きな被害をもたらした巨大な積乱雲(スーパーセル)。ちょうど撮影した時刻頃に竜巻が発生。  撮影地:藤沢市用田  撮影日時;2013年9月2日        14:14