シティ・ウォッチ・スクエア

風に吹かれ、波の音を聞き、土に触れ、地域の環境を知り、未来を考える

TEL.050-5586-0381

〒251-0023 神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-14

2019年

CWSコロキウム開催案内(6月29日更新)

下記の通り、コロキウムを開催します。興味のある方は、ご参加ください。特に、参加資格について規定はありません。また参加費は無料です。開催場所が不明の場合は、HPメニュー、「シティ・ウォッチ・スクエアについ」をクリックすると、「アクセス」に表示してあります。

コロキウムプログラム(更新)

 

 

梅雨の晴れ間

画家の犬塚勉(1949-1988)に『梅雨の晴れ間』という作品があります。多摩丘陵のどこにでもあるような“はらっぱ”の中に雑草に覆われた一筋の道。そこを歩くと靴がびしょびしょになってしまいそうです。梅雨の晴れ間の空気感を伝えられる写真を撮ろうと、ずっと狙っているのですが、これがなかなか難しい。関東地方での平年の梅雨入りは6月8日。今年(2019年)は6月7日、気象庁が梅雨入り宣言をしました。

撮影地:藤沢市打戻
撮影地:藤沢市用田

総会開催のお知らせ

6月30日(日)、13時15分よりNPO事務所で開催いたします。会員のページに資料を掲載中ですのでご覧ください。また、コロキウムを同時開催いたします。これについても掲載しましたので詳細をお読みいただき、話題提供など是非ご検討ください。

野鳥のさえずり⊷ガビチョウ

非常に多様な鳴き方をします。鳴き声は こちら です。最初、ヒヨドリかなと思いましたが、それにしてはつぎつぎと派手な鳴き方をします。姿からガビチョウと判明。外来種で、各地域で繁殖しているようです。画眉鳥と書きます。目の周りの白い毛が目じり方向に流れていてよく目立ちます。

雹が降る

2019年5月4日 午後2時を回ったころから大粒の雨が落ち始め、数分後には雹が降ってきました。降雹は数分で終わりましたが、雨はその後も雷とともに2時間ほど続きました。畑の野菜には被害はなかったようでほっとしています。

『雹が降る』
雹の最大径は10mmを超えていました(写真は6歳児の手のひら)
降雹頃の『高解像度降水ナウキャスト』画像。観測地は、藤沢市北西部の時間雨量50mm以上(赤色の雨域)のあたり

松代大本営の地下壕がつくられたころ

私が高校生だった昭和40年の夏に、松代群発地震が発生しました。非常に狭い範囲に集中し、数年継続しました。当時、地震被害の報道とともに高精度の地震計が松代地震観測所(松代大本営跡の地下壕)に設置されていることを知りました。原因不明の不思議な地震(現在は、発生要因が判明)というだけでなく、長さ300メートルの歪み計を地下壕に設置するとはいったいどういうことか。何よりも、太平洋戦争の本土決戦に備えて掘削した地下壕が存在するという事実が衝撃的でした。

松代には日本軍の大本営用の地下壕だけでなく、天皇の御座所(皇居移設を想定した建築物と地下壕)も建設されました。地質、地名、古来より生活する人々の精神構造など、長野県には大本営や皇居の転居先となる特別な地勢がありました。その後、日本の高層気象観測の歴史を調べる過程で、旧陸軍登戸研究所(現在の明治大学生田キャンパス)を知ることになりますが、この登戸研究所も終戦前年に長野市・松本市・伊那市の周辺に疎開していました。軍の大本営の誘致と並行し、近くに疎開地を選んだことになります。

先日、長野県を縦断する機会があり、松代に立ち寄りました。軍関係施設が利用する大本営は象山の地下に、天皇御座所はその約一キロ南の舞鶴山南向き斜面に位置しています。現在は、両者とも長野市が整備し見学することができます。先に述べた松代地震観測所は天皇御座所跡に設置されました。以下に、パンフレットおよび写真を掲載します。興味ある方は、訪問してみてはいかがでしょうか。

パンフレット その1 その2      写真 こちら

理事会終了

NPO活動は7期目に入りました。昨日、4月21日にNPO事務所で、2018年度の理事会が終了しました。出席者は、監事を含めて8名でした。議事録・会議資料、および会議中の写真を会員のページに掲載しました。なお、総会とコロキウムを6月30日に開催予定です。 本年度の活動について、会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。