シティ・ウォッチ・スクエア

風に吹かれ、波の音を聞き、土に触れ、地域の環境を知り、未来を考える

TEL.050-5586-0381

〒251-0023 神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-14

災害・防災

12月9日の環境フェアーに参加します 解説者ほか募集します(10月18日)

第22回ふじさわ環境フェアーが、12月9日(土)9時50分~15時に、藤沢市民会館で開催されます。今年は、気象測器を展示して測定原理をわかりやすく説明します。特に、最近起こっている記録的な豪雨について、模型を作成して解説します。そのほか様々なアイディアを持ち寄って、小学生・中学生にも親しめるような素材を準備する予定です。準備は11月に入ってからスタートしますので、皆さんのアイディアをお寄せください。また、当日に、説明役や受付役として参加できる方は、担当窓口まで申し出てくださるよ良いでしょう(昼食は実費を支給します)。今回の担当窓口は、泉さん、相原さん、林です。

勉強会のお知らせ(9月8日投稿)

藤沢エコネット・湘南学習会議主催の勉強会「大地震、怖い? 正しく学んで備えるのが一番」(講師:浅見茂雄氏)が、10月8日(日)、午後2時から(1時30分開場)、藤沢市民会館第二展示ホールにて開催されます。大地のメカニズムを分かり易く解説し、身の回りの危険を認識し災害へ備えるための情報が提供されます。参加費500円、よろしければ、ご参加ください。チラシをご覧下さい。

チラシ

1923年9月1日プールの逃避行を歩く (井上公夫:地理学評論、58-12、2013) (1月24日投稿)

1月14日に実施予定だった横浜町歩きは、春の総会と組み合わせて行う計画です。詳細は、追ってHPなどでお知らせしますので、お待ちください。この町歩きは、井上公夫氏が以前に踏査しています。この時の情報が地理学評論にまとめられています。

以下のファイルをご覧下さい。町歩きに参加する際に、事前に読んでいただくとよいでしょう。もちろん、読み物としても大変興味があるものです。地理学評論ファイルは こちら です。

「1月14日町歩き」の関連資料の紹介(12月10日投稿)

神奈川地学会講演会の折りに、蟹江康光 編著「関東大震災-未公開空撮写真-神奈川は被災地だった」(ジオ神奈川、161ページ、税込み5000円)を、NPOで購入しました。会員の方にお貸しできます。表紙と空撮の範囲を示した図を下記にご紹介します。ご覧になりたい方は、NPOホームページ、「問合せ」のページ、から事務所へお知らせ下さい。

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気象講演会の資料の一般公開(11月28日投稿)

11月26日に気象講演会(神奈川地学会との共催)で発表した資料(ふじさわ環境フェアにて使用)を一般公開します。会員のページで公開しているものと同じです。

なお、当日発表者が使用したパワーポイント資料については、この一部に、一般公開にあたって許可を得なければならないものが含まれるため、公開は控えることとします(会員のページにアップ予定)。悪しからずご了承ください。

ふじさわ環境フェアポスター

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気象講演会-地球温暖化時代の到来 開催のお知らせ(10月24日 記事)

11月26日(土)13:30より、藤沢市市民活動推進センターで標記の講演会(主催:神奈川地学会、共催NPO法人シティ・ウオッチ・スクエア、後援:藤沢市)が開催されます。

NPOから、林「地球温暖化曲線の系譜」、相原「異常気象を地球規模の風の流れで見る」、泉「インターネット時代の自然解読:防災の視点から流れを読む」の話題を提供します。質疑の時間を十分とる予定です。興味のある方は是非ご参加ください。

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竜巻?被害について

17日の14時ころに、辻堂・亀井野・六会・横浜泉区西部にかけて突風の被害が発生しました。この時に、NPOの藤沢AWSの観測では14m/sを記録しました。本日19日の新聞記事では、気象庁が竜巻を認めた、とありました。

昨日(18日午後)にニュースの映像にもあった日大の桜並木の倒伏現場を見てきました。次の写真の通りです。並木路の両側はグランドで、強風を受けやすく約40㌢ほどの立派な桜が2本倒れていました(17日中に根本を残して伐採)。写真から、歩道のアスファルトが盛り上がっていることが分かります。根の張る深さを幅が限られていて、倒伏し易い状態であったことも分かります。

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AWSの記録を拡大した図を次に示します。上段の赤:瞬間風速は、14時ころに突然強風が吹いたことがわかります。青:風向はほぼ南ですが、強風発生の前後で東寄りから西よりにシフトしました。中段の赤:気温は、風向シフトに同調して若干気温が下がりその後元にもどる傾向を示しました。また、下段のブルー:降水量には、4mm/hのピークが現れました。20150817AWS

風向の変化を考えると、移動する強風の中心部に向かい、時間とともにシフトしたこと、気温の低下と降雨を伴ったことから、竜巻だったと判断してもおかしくないと考えられます。さらに詳細な解析を行うことで、竜巻の実態が明らかになるでしょう。これには、AWSの瞬間値の解析、付近の気象観測値の整理、により明らかになるでしょう。

竜巻と思われる強風が発生した時刻前後の対流域の分布(http://www.tenki.jp/forecaster/diary/deskpart/2015/08/17/29941.html)は以下のとおりです。興味のある会員は、一緒に解析してみませんか。members@に申し込んでください。

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ストーム・チェイサー:本の紹介

つくばの出版社から、「ストーム・チェイサー 夢と嵐を追い求めて」が出版されました。妙味有る方は、下記の出版社のURLからご覧下さい。

他にも、筑波山に関係する本を出版しています。今回、出版社・結エディット(野末さん)の許可を頂きご紹介いたします。

他にも、http://yui-books.com/IClogs/ic_log/f201205211242_201505151947.html、など異常気象のパネルがあります。

境川周辺に出された避難勧告

台風18号は、藤沢市の丁度上空を通過し、その後関東東部を横断して太平洋にぬけました。この時、10月6日に境川に沿う地域に氾濫による避難勧告が発令され、防災無線や広報車で住民に通知されました。この時の藤沢公民館のすこし川下の状態の写真を以下に示します。

撮影者は、櫻井真吾氏(市内在住)で、勧告が出た際に状況を確認した時のものです。非常に危険な状況だったことが分かります。水面が路面よりも高く、もう少しで越流しそうです。洪水は、どこか一箇所でも決壊するとそこから下流側の低地が全て水没することになります。決壊地点のみの被害ではすみません。

台風18号近隣河川(片瀬)H26.10.6 IMG_20141006_114235 IMG_20141006_114157 IMG_20141006_113920

神奈川の地学広場で2月の大雪について発表

2014年2月22日(土)生命の星・地球博物館において、神奈川地学会主催の「神奈川の地学広場」で「平成26年2月の関東甲信地方の大雪について」と題してCWS会員のひとりとしてポスター発表をしました。あしがらNSTと生命の星・地球博物館の共催でしたので、西湘地区の科学研究に出品した親子連れの小学生や中高校生の発表もあり、大変賑やかでした。主な発表内容は「850hPaの高層天気図から読み取れる1500mの気温データから地上気温を推定した。一方、AWS藤沢の気温記録が0℃以下であることから、積雪時に冷気が溜まっていたことが推測できる。さらに、この時日本の東海上のブロッキング高気圧が存在することは南岸低気圧の速度を遅くし、偏西風を南北に蛇行させる原因となり、0℃以下の気温継続時間が7日の降雪では18時間、14日では24時間であり、これも大雪の原因になったと思われる。さらにメッシュを細かく解析することが地域の気候の実態を調べる手がかりになると思われる」。最後にCWSの会員募集を記載しました。

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